NAIST受験記(2021年度入学・情報)
社会人やりつつ勉強して、NASITに合格しました!
ネット上の皆様の受験記には大変お世話になったので、私も誰かの役に立てばと書き連ねて(殴り書きに近い)みます。
すみませんが、10分の制限付きで書こうと思うので、質は低いです。ご了承いただければと思います。
めちゃめちゃ身バレしそうですが、、、まぁいいか。ということで。
戦略
私の基本スペック。底辺総合大学出身(ただし、幸いなことにここで出会った先生が、めちゃくちゃ成果を出している先生でした。先生との出会いがなければ、研究の道に進もうとは思わなかったはずですから数奇なものです)。理系だけど文系科目の方が得意。
取っていた大学時代の専攻は、生命と情報の融合分野でした。
見ての通り基本スペックは高くないです。
私の基本戦略としては、英語TOEIC 700以上さっさと取って安心する。→小論文と数学平行
でやりました。
勉強期間は5ヶ月間くらいだったかな。手帳見たら週40時間はやってました。し、その辺を目標にしてました。平日4時間(朝夜)。土日10時間程度です。
もうちょっと勉強すればよかったな、したかったなという気がします(特に数学)。
英語
TOEICなので、割愛。スタディサプリ+公式問題集やり込みで、650は結構楽に超えられると思います!私はTOEIC-IP 740で提出しました。
数学
マセマシリーズ・高校の数学の教科書をやりました。
ただ、ぶっちゃけブランクある人、はこれだけだときつい気がするなぁって思います。(私がそうだったからです)
大学の数学というのはパターン暗記じゃないからです。
私は、オンラインで数学塾をやりました。
面接・研究計画書
私は研究生でやっていたことをまとめ、NAISTの先輩や、院生・研究職に進んだ友人、にみてもらいました。本当にありがとうございました。
基本的な論文の作法に則ってかければ大丈夫かと思います。
余談:経緯
どうして、社会人になってから、一回職を止めて、大学院を目指したかというと
早い話が単純に研究をしてみたかった。というとてもシンプルな理由です。
ここを出たから良い職場に行けるとかそういうことでもありません。
ちょっと他の人から見るとあまり賢い選択とは言えないかもしれません。
大学のとき、大学院に行きたいと思っていました(大学院行きたすぎて、友達の研究室訪問に付いて行って、「やりたいことやればいいじゃん!」って先生の言葉が刺さってウルウルなる←迷惑)。
でも、経済的理由に日和って、また、憧れていた職場が受かったために、大学院には進みませんでした。
でも、どうしても研究がしたかった。まだやりたかった。ちゃんとした論文、という形にしたかった。
そこで母校の先生に無理を言って、社会人やってましたが、同時に研究生として施設を借りて研究していました。
学位は特にいらない。研究さえできれば、と。
知りたいことを知りたかった。ただ純粋にそれだけでした。
平日朝と夜、土日、働きながらほとんど研究(もどき)してました。
その時間は悪い意味で辛いことはないし楽しかったのですが、結果が全然出なかったんです。
1週間に一度のミーティング、仮説を立てては却下の繰り返し。また、仮説を立てるのがノロ亀みたいに遅いもんだから、時間がかかるのなんの。
本当は1〜2週間で論文は100本読まないといけないし(某有名研究室参照)、仮説だってものすごい速さで立てたのを、何回もトライエラーしなくちゃいけない。多分それこそ1ヶ月で50トライエラーとかのノリじゃないといけない。
とにかくトライ、エラーが遅すぎた、遅すぎました。
そのあと色々あって某有名大の研究室に研究訪問行ったのですが、私の2年間半と90万円は、その某有名大学のB4の三ヶ月程度にも満たないないことを知りました。
そして、そこの研究室にいるメンバーの人格。知的さ、どれをとっても、自分より年下なのに、5倍ぐらいは優れていたように感じました。
「研究を通して心を磨きなさい」
そこの研究室の先生にそう言われ、後にしました。
「私は一体今まで何を、、、」
悔しくて悔しくて涙が出て、その某大学内のトイレでしくしくとなき(すごい迷惑、人はいなかったけど)、
帰ってホテルで大泣きしました。慟哭、嗚咽に近いのかもしれない。
もう、引き返せない。
その時思いました。
きちんと全力で挑戦して、研究への想いに決着をつけないと次には進めない。
その先が、地獄だろうが天国だろうが、先に進めないんだ。やるしかない。
そう思い、研究環境が整っていて、行きたい研究室のあるNAISTへ志願しました。
幸いなことにも、学位を取れば今までやってきた職の分野でも生かせそうでした。
最後に
絶対に後悔がないようにベストを尽くしたいと思います。
■なんとかなるは、なんとかならないをモットーに(怠惰になりがち注意!怠惰にならない仕組みを)
■スピード(トライエラー)・仮説思考 をテーマに
■付箋貼りまくって言葉で自分を追い込み
■めちゃくちゃ楽しんでやる!!どうしたら、目の前の先生を楽しませられるか、自分をワクワクさせられるかを考えてやる。
■あの時の悔しさを生かしきれるよう、貼っておく。
やってきます。
ちょっとあまりにも対策部分がひどいので、ご要望があれば、詳しく書きます!